2022年9月にパナソニックナノケアの最新ドライヤー「EH-NA0J」が発売されます。
そこでこのページでは、EH-NA0JとEH-NA0Gの違いを徹底的に比較してみました!
型落ちであるEH-NA0G(2021年発売)と比較してみると、違いは次の9つ。
- 風量アップ
- スマートセンシング機能を搭載
- 温度ムラが減った
- 温風温度が低くなった
- ナノイーが出る部分が近くなった
- 小型になって軽量化
- 根本速乾ノズルを搭載
- カラーの一部変更
- 価格のアップ
これだけを見ても、ナノケアがさらに改良されているのが分かります。
とくに感じるのは、ドライヤーの熱によって髪が傷まないよう配慮されていることです。
ただその分、お値段もアップしています…。
また、このページでは
- 新しい型(EH-NA0J)を購入した方がいい人
- 古い型(EH-NA0G)でもOKな人
- ナノケアを使ってみた口コミ
についても紹介しています。
パナソニックのナノケアについて知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
EH-NA0G
EH-NA0J
EH-NA0Jは風量のアップに成功
ナノケアの新型EH-NA0Jは、旧型のEH-NA0Gよりも風量がアップしました!
ナノケア型名 | 風量 |
---|---|
EH-NA0J | 1.6㎥/分 |
EH-NA0G | 1.5㎥/分 |
ドライヤーを選ぶときには風量って大事にしたいものです。
理由は早く乾くから、だけではないですよ。
- 強い風をあてて乾かすとクセが伸びやすい
- 熱をあてる時間が短い方が傷みにくい
という理由もあります。
実際にEH-NA0GとEH-NA0Jの風を当てている様子を見てみましょう。
EH-NA0Gも十分な風量がありましたが、EH-NA0Jはさらに風量がアップしています◎
EH-NA0Jにはスマートセンシング機能を搭載
EH-NA0Jでは、「スマートセンシング機能」が搭載されています。
これは、室温を感知して温風の温度を自動で調整してくれるという機能です。
これの何がいいかと言うと、夏にめちゃくちゃ暑い思いをしながらドライヤーしなくていいということです。
他メーカーの大風量ドライヤーには、温風の温度が2~3段階で設定できるものもありますが、ナノケアにはそういった機能がありません。
今までは一番強い風量で乾かそうと思うと、熱風に耐えるしかなかったんですね。
EH-NA0Jであれば、夏でも快適にドライヤーができるということです。
私も室温が28℃の日に使ってみましたが、汗をかくことなく快適にドライヤーできました!
スマートセンシングを搭載したことで、EH-NA0Gにあったインテリジェント温風モードは廃止になっています。
EH-NA0Gよりも温度ムラが少なくなった
EH-NA0Jでは、スマートセンシング機能を搭載したことで、温度のムラも少なくなりました。
髪って乾かしすぎると、オーバードライといって、傷みやパサつきにつながってしまいます。
温度のムラがある状態で乾かしていると、オーバードライになりがち。
だから、温度のムラが解消されたのはとってもすばらしいことです。
EH-NA0Gよりも温風温度が低くなった
EH-NA0JとEH-NA0Gで、温風温度にはどのような変化があったのか見てみましょう。
*いずれも室温30℃のとき
ナノケア型名 | 温風温度 |
---|---|
EH-NA0J | 125℃ |
EH-NA0G | 95℃ |
温風温度が30℃も低くなっていますね。
EH-NA0Gは温風温度が125℃ですが、これってかなりの熱風なんですよ^^;
初夏の頃からドライヤーするのが暑くてたまらず、真夏になるともうドライヤーするのが嫌になっちゃうくらいでした。
だから、この改良はとてもありがたいです。
さらにナノケアドライヤーが使いやすくなりましたね。
また、温度設定が下がったことにより、EH-NA0Gよりも毛先のパサつきが抑えられるようになっています。
EH-NA0G
EH-NA0J
ナノイーが出る部分が近くなった
ナノケアドライヤーEH-NA0Jは、EH-NA0Gに比べてノズルが短くなりました。
この形状によって、ナノイーがより髪に届きやすくなったのです。
ドライヤーを使って実際の距離を比べてみましたが、たしかに吹き出し口が髪に近くなったと思いました。
EH-NA0Gよりも、より髪にうるおいを届けてくれそうです。
小型になって軽量化
さらにうれしい改良が、小型になって軽量化されたこと。
この写真を見れば、もう一目で分かりますよね。
EH-NA0Gを折りたたんだ状態と、EH-NA0Jそのままの状態が、ほぼ同じ大きさになってます。
数字で確認すると、こんな感じ。
ナノケア型名 | 重さ | サイズ |
---|---|---|
EH-NA0G | 595g | 高さ22.4×幅21.6×奥行8.9cm |
EH-NA0J | 550g | 高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm |
ドライヤーの性能は上げながら、製品自体はコンパクトにするって、すごいですね!
これなら旅行や出張に持っていくのもOKですね。
根本速乾ノズルを搭載
EH-NA0Gには付属品として、「セットノズル」がついていました。
これに加えて、EH-NA0Jには「根本速乾ノズル」も追加されています。
風をしぼることで毛量が多くても根本を乾かしやすくなるというノズルです。
カラーを一部変更
EH-NA0JとEH-NA0Gでは、両方ともブラック系、ホワイト系、ピンク系の3色展開です。
ナノケア型名 | カラー展開 |
---|---|
EH-NA0G | ・ディープネイビー ・ラベンダーピンク ・ウォームホワイト |
EH-NA0J | ・ディープネイビー ・モイストピンク ・ウォームホワイト |
ブラック系とホワイト系は同じ色味になっていますが、ピンク系は少し色の変化がありました。
EH-NA0Jは価格がアップ
パナソニックナノケアは、新型になったことで価格も大きく変わりました。
パナソニックの公式通販サイトでは、次のような価格設定になっています。
ナノケア型名 | 価格(税込) |
---|---|
EH-NA0G | 29,700円 |
EH-NA0J | 38,610円 |
価格差は8,910円で、EH-NA0Jでは価格がぐいんと上がりましたね。
EH-NA0G
EH-NA0J
新型EH-NA0Jと旧型EH-NA0Gはどちらを購入するべき?
価格差が約9,000円あることから、最新機種を買うべきか旧型にするべきかは、結構悩みどころですね。
そこで、新型を買うべき人と、旧型を買うべき人についてお伝えします!
新型EH-NA0Jを買うべき人
EH-NA0Jを買うべきなのはこんな人です。
- 少しでも傷ませたくない人
- 暑いのが苦手な人
- 旅行や出張にナノケアを持っていきたい人
- 風量の強いドライヤーがいい人
EH-NA0Jでは、ナノイーがより髪に届くように形状の変更がありました。
温度のムラも少なくなり、オーバードライしにくい設計になっています。
この2点から、EH-NA0Gよりもより潤いに重きを置いているのがEH-NA0Jだと言えます。
なので、パサつきを抑えたい!潤いがほしい!傷ませたくない!という人は、新型のEH-NA0Jを購入した方がいいでしょう。
そして、EH-NA0Jは旧型よりも温風温度が30℃下がりました。
真夏に旧型のEH-NA0Gを使うのと汗だくになっちゃうので、暑がりの人はEH-NA0Jの方をおすすめします。
また、自宅だけでなく宿泊先でもナノケアを使いたい場合にも、新型のNA0Jの方がコンパクトなので使い勝手が良いでしょう。
少しでも風量が強いドライヤーがいい、という人も、風量がアップしているEH-NA0Jの方がおすすめです。
他のカラーはこちらからどうぞ。
旧型EH-NA0Gを買うべき人
EH-NA0Gを買うべきなのはこんな人です。
- 同じくらいの機能なら安い方がいい人
- 髪に深い悩みがない人
EH-NA0GとEH-NA0Jでは、次の点では変更がありません。
- ナノイーの量
- ヘアカラーの退色抑制効果
- UVケア効果
このあたりの機能が同じなら安い方がいい、という方は旧型のEH-NA0Gの方がおすすめです。
髪に深い悩みがない人は旧型のEH-NA0Gで十分でしょう。
他のカラーはこちらからどうぞ。
パナソニックのナノケア最上位機種を3世代で比較!
パナソニックのナノケアの中でも、「NA0」がつくシリーズは最上位機種。
1年に1回新たな型が発売され、そのたびに進化してきました。
そこで、ここではNA0シリーズを3世代にわたって比較してみたいと思います。
比較対象
- EH-NA0J(最新機種・2022年9月発売)
- EH-NA0G(2021年発売)
- EH-NA0E(2020年発売)
*商品名をクリックすると、商品ページへ飛びます
比較項目 | EH-NA0J | EH-NA0G | EH-NA0E |
---|---|---|---|
風量 | 1.6㎥/分 | 1.5㎥/分 | 1.3㎥/分 |
ミネラルマイナスイオン 発生量 | NA0Eの5倍 | NA0Eの5倍 | 発生あり |
UVケア効果 | NA0Eの2倍 | NA0Eの2倍 | あり |
ヘアカラーの 退色抑制 | |||
温風温度 (室温30℃のとき) | 95℃ | 125℃ | 125℃ |
スマートセンシング | |||
重量 | 550g | 595g | 580g |
コンパクト |
EH-NA0Eと他2機種の1番大きな違いは、ミネラルマイナスイオンの発生量が5倍になったこと。
ミネラルマイナスイオンはキューティクルの密着性を高めてくれるので
- ヘアカラーや白髪染めの退色抑制効果
- UVケア効果
が大きくなるのです。
また、EH-NA0Eの時点では風量が1.3㎥/分しかありませんでしたが、EH-NA0GとNA0Jでは1.5㎥/分以上になっていますね。
ナノケアは、新しい型になればなるほど機能がアップしていることが分かりますね。
EH-NA0Jの口コミ・レビュー
くせ毛でパサつき、髪の広がりやうねりが気になる私。
EH-NA0Jを使ってみたので口コミします!
クセが強い部分でもちゃんと真っ直ぐ乾かせる!
まず見てほしいのが、こちらの写真!
- 左側:サロニア(一万円以下)で乾かした髪
- 右側:ナノケアEH-NA0Jで乾かした髪
いつもは広がってしまう私の髪ですが、ナノケアで乾かすとEH-NA0Jで乾かすと、ふわふわ感がいつもより少なかったです!
頭頂部はつるんとした感触になる
ナノケアで乾かすと、髪の手触りもすごく違ってくるんですね。
いつもはザラザラとしていて髪のデコボコを感じてしまうのですが、ナノケアで乾かすとつるんとしています。
頭頂部だけ拡大してみると、その感じが伝わるかと思います。
ナノケアの方がうねりが少なく、アホ毛のもじゃもじゃ感がおさまっています。
一本一本がツヤをまとっていて、健康的に見えます◎
毛先集中ケアは使う価値あり
ナノケアには「毛先集中ケア」というモードがついています。
劇的に手触りが変わるとというわけではないですが、触った感じや見た目は明らかに違います。
この写真は、向かって左側には毛先集中ケアを使用し、右側は普通に乾かした状態。
向かって右側はモジャモジャ感があるのに対し、左側は潤いが感じられるしまとまっていますね。
HOTモードで乾かしても髪が乾燥しない!
型落ちのEH-NA0Gでは、HOTモード(TURBO)で最後まで乾かすと、毛先がパサつく感じがあったんですね。
これは、オーバードライになってしまっていたからだと思います。
*オーバードライとは*
ドライヤーで過度に乾かしてしまうこと。髪から水分を奪ってしまう。
ただ、新型のEH-NA0Jでは
- 温風の最高温度が95℃
- スマートセンシング機能(室温により温風の温度を自動設定)
という改良がされました。
これが大当たり!
EH-NA0Gでは1週間ほど使っていると、「あれ?毛先がパサついてきた…?」と感じていたのですが、EH-NA0Jでは全くパサつきを感じません!
温風の温度って大事なんだなー!と実感しましたね。
ナノケアのもっと詳しいレビューを知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
他の高級ドライヤーも検討すべき
一万円以下のサロニアと比べると、かなり髪の毛の状態がよくなって、驚きの連続だったナノケア。
ただ、他の高級ドライヤーを使っていくうちに、同じ価格帯でもナノケアより優秀なドライヤーがあるということも分かりました。
私のイチオシは、税込み33,000円の絹女
安いから、というだけではなくて、クセの伸びやツヤの出方、髪のまとまりがすごいんです。
いいドライヤーはナノケアの他にも色々あるので、ぜひ比較検討してくださいね。
全部試した上で作成した、高級ドライヤーのランキングもあります。要チェック!!
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