髪の毛がドライヤー後に広がることが、コンプレックスではありませんか?
ドライヤーした後に髪が広がってしまう原因は、ドライヤーがうまく使えていないこと、髪のすき過ぎなどが挙げられます。
そしてその対策は、正しくシャンプーやドライヤーをすることなんです。
このページでは、髪の毛がドライヤー後に広がってしまう原因と対策を詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。
今日のドライヤーから、早速活用できますよ。
髪の毛がドライヤーした後に広がる!5つの原因とは
ドライヤーを使用した後に髪がパサついたり広がったりする理由については、以下の4つの原因が考えられます。
- お風呂上がりにすぐ乾かしていない
- ドライヤーがうまく使えていない
- 髪のすき過ぎ
- ダメージを受けている
- 年齢による髪質の変化
これらについて詳しく説明していきます。
髪が広がる原因1:お風呂上がりにすぐ乾かしていない
お風呂上がり、すぐドライヤーを使って髪を乾かしていますか?
自然乾燥は、髪が広がってしまうだけでなく、傷みにつながってしまうので絶対にNGです!
その理由は、キューティクルが開いたままになって空気中の水分を取り込もうとしてしまうから。
お風呂上がりには、なるべく!早く!ドライヤーを開始してくださいね。
髪が広がる原因2:ドライヤーがうまく使えていない
ドライヤーの使用方法を誤っている場合、髪が広がりやすくなってしまいます。
ドライヤーの使用方法については、次のことを意識しましょう。
- 髪とドライヤーの距離は約20センチ程度に保つ
- 特定の部分に温風を長時間当て続けない
- 髪が乾きにくい根元からドライヤーを始める
ドライヤーの正しい使い方については、このページの中で後述しているのでチェックしてくださいね。
髪が広がる原因3:髪のすき過ぎ
髪のボリュームが多いか、髪質が太くて硬い場合、カットの際にしっかりとすいてもらっていませんか?
けれど、髪をすき過ぎることで、髪の毛先に乱れが起こってしまいます。特に、髪を根元からすき過ぎると、髪の表面がパサついて見えてしまうのです。
毛量の多い人におすすめなのは、髪の毛先に向かって毛量が減るようなカットです。すくのではなく、髪全体のボリュームを調整できる「レイヤー」を取り入れて、髪を過度にすかないように注意しましょう。
髪が広がる原因4:ダメージを受けている
ダメージを受けている髪も、広がりやすいです。
髪の毛の表面には、ウロコ状になった「キューティクル」があります。健康な髪の毛の場合、ウロコ状のキューティクルは密閉されていますが、髪にダメージが蓄積されると、キューティクルが開いたり欠けたりすることがあるのです。
キューティクルが傷つくと、髪の内部の水分が失われやすくなり、空気中の水分を取り込もうとします。その結果、広がりが出やすくなってしまうのです。
次のような習慣は、髪の傷みにつながってしまうので注意してください。
- タオルで髪をごしごしとこする
- 濡れた髪をそのままにして寝る
- ヘアセットに高温のアイロンやカールアイロンを使用する
髪の傷みを防ぐためには上記の習慣をやめて、次のことを意識しましょう。
- タオルで髪の水分を優しく取り除く
- 自然乾燥の代わりにドライヤーを使用する
- アイロンの温度を過度に上げないようにする
パーマやブリーチ、ヘアカラーなども髪へのダメージが強いため、髪の広がりが悩みの方は注意してくださいね。
髪が広がる原因5:年齢による髪質変化
30代後半から40代にかけては、髪質が変わりすい時期です。髪にハリやコシがなくなり、乾燥しやすくなることがあります。
さらに40代や50代になると、髪のパサつきや広がりが気になることが増えるかもしれません。
このような場合、加齢による髪質の変化が原因と考えられます。
しかし「年齢のせいだから」と諦めず、髪のケア方法を見直せば、今よりも改善されることは確かです。
ドライヤー後に髪の毛が広がる!対応方法3つ
ここからは、ドライヤー後に髪の毛が広がるときの対応方法を3つご紹介します。
- 正しくシャンプーをする
- 正しくドライヤーを使う
- アウトバストリートメントで広がりとダメージを抑える
すごく基本的な部分ですが、間違ったやり方をしてしまっている人が多いのも事実です。
今一度、自分のやり方が正しいか確認してみてくださいね。
正しくシャンプー、トリートメントとコンディショナーを行う
ヘアケアのポイントは、何よりもまず正しいシャンプーを行うことです。どれだけヘアケアを丁寧にしても、適切なシャンプーが行われなければ効果を期待することは難しいでしょう。
シャンプーの際には、髪を強くこすったり、熱すぎるお湯で洗ったりしないように気をつけましょう。さらに、自身の髪質やダメージ度に合ったシャンプーを選ぶことも非常に重要です。
またシャンプー後には、トリートメントやコンディショナーで髪をケアしましょう。
トリートメントは髪の内部に栄養を浸透させ、ダメージを受けた髪を修復する役割があります。コンディショナーは髪の表面をコーティングしてキューティクルを保護し、髪の手触りや指通りを良くしてくれます。
順番としては、シャンプー →トリートメント →コンディショナー と行うのがベストです。
毎日全てを行うのが大変な場合は、トリートメントは3日に1回程度でもOKです。
正しくドライヤーを使う
ドライヤーは適当にしてしまう人が多いですが、正しいやり方をマスターするだけで髪は劇的に変わります。
ここでは、ドライヤーの正しいやり方を見ていきましょう。
タオルで優しく水分を取り除く
シャンプー後、タオルで髪の根元全体の水分を吸い取ります。髪をタオルで挟むようにして、軽くポンポンと押さえて、毛先まで水分を取り除きましょう。
このステップをしっかり行うことで、ドライヤーの時間を短縮できます。
毛先が絡まって水分が残りやすい場合は、全体をタオルで乾かした後、毛先を目の粗いコームで整えることで、水分をより効果的に拭き取ることができます。
\美容系YouTuberさんも愛用!/
根本から乾かす
髪を早く乾かすためには、根本から強風でドライすることが大切です。髪の根本は髪が密集している部分なので、ここを速く乾かすことで全体のドライヤー時間が短縮されます。
根本を乾かす際は、髪を軽く引っ張りながら、温風がしっかりと通るように気をつけましょう。ただし、ドライヤーを根元に近づけ過ぎないように、1か所に温風を当て続けないように気をつけてください。
毛先までしっかり乾かす
根本が中心に乾いたら、ドライヤーの風を弱めて、毛先まで丁寧に乾かします。
このステップでは、前髪や毛先のクセを整えるため、毛先を軽く引っ張りながらドライすると効果的です。
冷風で仕上げる
最後に、冷風で仕上げを行います。
冷風を髪に当てると、キューティクルが引き締まり、髪がツヤツヤ、サラサラに仕上がります。また、前髪や毛先のスタイリングを整えた後に冷風を使用すると、スタイルが持続しやすくなります。
正しいドライヤーのやり方については、こちらのページで詳しく説明しています。
アウトバストリートメントで広がりとダメージを抑える
洗い流さないヘアトリートメントを使うことも、広がりを抑えるために有効です。
最近は特にヘアオイルが人気ですね。ヘアオイルは髪に水分と油分を補給し、パサつく髪を滑らかにしてくれます。
使用方法も非常に簡単で、髪に塗布してからドライヤーで乾かすだけ。これにより、髪はツヤやまとまりのある状態になります。
くせ毛の方なら、くせ毛向けに開発されたヘアミルク「KURURI
KURURIを使うと、くせ毛の嫌な部分はしっかりと抑えつつ、良い部分は活かせるようになるからです。
- くせ毛のフワフワ感はほどよく残しながら、落ち着かせてくれる
- しっかり保湿ができて、ツヤが出やすくなる
- 前髪のうねりが落ち着く
- アホ毛の飛び出しが収まる
KURURIの場合、ドライヤー後にパサつきが気になるときは、さらに追加で塗布するのもOKです!
ドライヤーの後に塗布するとベタベタ感が残るトリートメントが多いですが、KURURIはそんなことはありません。潤いはあるのにサラッとなじんでくれます◎
ドライヤー後の広がりも抑えてくれるので、一石二鳥ですよ。
KURURIについてもっと知りたい方は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
髪の毛の広がりを抑えるために、ドライヤーの見直しも大切
ドライヤーのやり方が大切であることを伝えてきましたが、そもそも今、どんなドライヤーを使っていますか?
ドライヤーは毎日使うものなので、ドライヤー自体の見直しをすることもすごく大切ですよ。
- 温風の温度
- 風量
- マイナスイオン放出量など
温風の温度が高いと、髪を傷める原因になってしまいます。120℃ほどの温風が出てしまうドライヤーもありますが、理想は100℃以下です。
風量については、1.2㎥~2.2㎥のドライヤーをおすすめしています。弱すぎるとなかなか乾かないですし、強すぎると髪にまとまりを出すのが難しくなってしまいます。
マイナスイオンの放出量もしっかりとチェックしたいポイント。科学的根拠はないという意見もありますが、放出量の多いドライヤーの方が手触りが良いのは実感としてあります。
関連記事ドライヤーのマイナスイオンの科学的根拠が嘘?効果ないって本当?
ドライヤーの選び方については、こちらのページでも詳しくまとめているのでご覧になってください。
髪の毛がドライヤー後に広がるのは、日頃のケアでおさまる!
髪の毛がドライヤー後に広がってしまうのは、髪のケア方法を見直すことでおさまることをお伝えしてきました。
ヘアケアは毎日のことなので、積み上がれば結果は大きく違ってきます。
実際のところ、私もケアを見直したことでドライヤー後の髪の広がりがかなり収まってきました◎
まずは、次の3つを意識してみてくださいね。
- 正しくシャンプーをする
- ヘアドライヤーの正しい使い方
- アウトバストリートメントで広がりとダメージを抑える
コメント