ドライヤーの選び方で、まずポイントにはなるのは風量の強さです。
さらに、ドライヤーを選ぶときには髪質に合わせることもポイントになってきます。
ドライヤーの価格はピンキリなので、どのくらいの価格帯のものを買えばいいのかも、悩みどころですね。
このページでは、こういった疑問にお答えしながら、ドライヤーの選び方について詳しく説明しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
【ドライヤーの選び方】風量は超重要
ドライヤー選びのポイントは色々とありますが、まずチェックしたいのは「風量」です。
風量が強いドライヤーには、こんなメリットがあります。
- 風の強さで乾かすため、熱ダメージを受けにくい
- 乾くのが早いため、髪が傷みにくい
- 風の強さで、クセを伸ばしやすくなる
風量が弱いドライヤーは、その分、風の温度を高くして速乾性で引けを取らないように設計しているものが多いのです。
けれど、濡れている髪は熱に弱くダメージを受けやすいんです。
だから、
- 風の温度は低め
- 風量が強い
というのは、ドライヤーを選ぶときの最低限の基準になります。
ただし、風量は強ければ強い方がいいというわけではありません。
目安としては、1.3㎥/分~2.2㎥/分の間で選ぶのがおすすめです。
2.2㎥/分を超えてくると、風が強すぎて扱いが大変になっちゃうのです。
風で髪が暴れてしまい、乾く頃にはまとまりのないボサッとした仕上がりになってしまいます…。
女性でショートヘアの方、男性で短髪な方で、とにかく早く乾かしたい!という方に限っては、2.2㎥/分を超えても大丈夫です。
【髪質別】ドライヤーの機能で確認するべきポイント
風量以外の、ドライヤーの機能で確認したいポイントを、髪質別でお伝えしていきます。
直毛・くせ毛
- 温風の温度は100℃以下
- マイナスイオンは必須
くせ毛
- 風量や温風温度が細かく調節できるものにする
- 自分の髪質に合った機能があるかチェックする
くせ毛の方は髪が傷みやすいという特徴があります。
だから、熱のダメージが出やすいドライヤー選びはとても大切です。
ポイントをしっかりと把握してくださいね。
【直毛・くせ毛共通】温風の温度は100℃以下
ドライヤーを購入する前に、温風の温度は何度の設定になっているか、必ず確認しましょう。
理想は、100℃以下です。
一般的なドライヤーでは、温度が120℃ほどになるものも多いですが、これでは高温すぎて髪が痛む原因になってしまいます。
【直毛・くせ毛共通】マイナスイオンは必須
今のドライヤーには、マイナスイオンはほとんど搭載されています。
が、マイナスイオンの放出量や質はドライヤーによって差が大きいです。
マイナスイオンが多い方が髪のしっとり感は増すので、放出量は大事なんです。
価格が安ければ量が少なく、価格が高ければ量が多くなるという傾向がありますよ。
【くせ毛】温風温度や風量が細かく調節できるものにする
直毛の人なら、細かいことは気にせずしっかり乾かせばいいのですが、くせ毛の人はそうもいきません。
くせ毛に25年悩んできた私は、今は次のようなやり方で乾かしています。
- 大風量、温度低めで全体的に乾かす
- 風量を落とし、ブローをしたり、クセを伸ばすように乾かす
- 温度を少し上げ、ツヤを出す
- 冷風で仕上げる
試行錯誤して、この乾かし方が1番クセが伸びる方法だとたどり着きました。
このように、くせ毛の人は温風温度や風量を調整できる方が、自分の髪に合った乾かし方をできるのです。
また、髪を傷ませないために大風量が大事、という話を最初にしたのですが…
大風量のまま最後まで乾かしてしまうと、風の流れの影響を受けて変なクセが出ちゃうことがあります。
そういった意味でも、風量を途中で落とせるよう、調節できるようになっているのは大事。
それから、温風の温度を調節できると、低い温度にしておけば暑い夏でもなんとかドライヤーをやりきれる、というメリットもあります 笑
【くせ毛】自分の髪質に合った機能があるかチェックする
高価格帯のドライヤーになってくると、それぞれに独自の機能がついていることがあります。
例えば、こんなふうに。
- 絹女:GLOSSモード
- リファ:MOISTモード
- ナノケア(パナソニック):毛先集中ケアモード
とにかくツヤがほしいと思うなら絹女のGLOSSモードはすごくおすすめですし、
カラーやパーマをよくするから髪がパサパサ…という方ならリファのMOISTモードがぴったりでしょう。
このように、どんな髪になりたいのか、どんなことで悩みがちなのかを考えて、自分に合うモードが搭載されているドライヤーを選ぶことも大事です。
【ドライヤーの選び方】価格はどう考える?
5,000円以下のものから、50,000円以上するものまで、ピンキリなドライヤーの価格。
予算をどのくらいにすべきか、と悩んでしまいますね。
ドライヤーの場合、やはりある程度【価格 = 性能の良さ】という式が成立しちゃいます。
安すぎるものはお値段なりの機能(風量弱くて温度が高い)である可能性が高いので、あまりおすすめできません。
ドライヤーは毎日使うものですし、そうそう壊れるものじゃないので、髪への投資と考えて3万円以上の価格の中から選びたいものです。
3万円以上するものなら、機能が充実していますし、やはり数千円のものと比べると髪質が全然変わってきますよ。
美容院でトリートメントの頻度を上げるとか、消耗品であるシャンプーやトリートメントを高いものにするより、まずはドライヤーを良いものにする方が、よっぽどコスパがいいのです。
重さや大きさも確認を
風量や性能を1番に確認してほしいドライヤーですが…
毎日使うもの、と考えると重さや大きさについても確認した上で購入する方がいいですよ。
風量や性能がいいドライヤーは、一般的なドライヤーよりも重量があったり、折りたたみができなかったりします。
せっかく性能がいいと思って買ったのに、重すぎて使うのがしんどい…てなっちゃたら、もったいないですからね。
ドライヤーの選び方はまず風量を確認!
ドライヤーの選び方では、次の3つを重視しましょう。
- 風量は1.3㎥/分~2.2㎥/分
- 温風の温度は100℃以下
- マイナスイオンは必須
さらに、髪質に合わせてほしい機能が搭載されているものを選んでくださいね。
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