最近のドライヤーには、マイナスイオンが搭載されていることが当たり前になりました。
ただ、そのマイナスイオンって「科学的根拠はない」とか「嘘だ」「意味ない」とかいう声も上がっています。
そう聞いても、やっぱり髪に良さそうだから気になる! …そう思いませんか?
くせ毛の私も、ドライヤー選びをしていてすごく気になったので、マイナスイオンについて詳しく調べてみました。
専門家ではない素人ですが、8種類以上のマイナスイオンが搭載されたドライヤーを検証していますよ。
ドライヤーのマイナスイオンについて気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
【ドライヤーのマイナスイオン】科学的根拠は嘘?効果ない?
そもそもマイナスイオンとは何でしょうか?
マイナスイオンの機能を搭載している家電は多いですが、その一方で「必要ない」と主張する専門家もいますよね。
ここでは、マイナスイオンがどんなものなのか、詳しく説明していきます。
マイナスイオンの存在はたしかにある
マイナスイオンとは、「大気中に存在する負の電荷を帯びた分子の集合体」のことを言います。
こう聞くと難しく感じてしまいますが、大事なのはマイナスイオンは本当に存在するものなのか?というところですよね。
マイナスイオンは、実際に存在するものです。今、私たちが生活しているそばで、空気中に当たり前にある、ありふれたモノなんです。
マイナスイオンは19世紀末に初めて存在が確認され、間もなく研究が始まりました。ということは、マイナスイオンの歴史は100年以上もあることになりますね。
このように、マイナスイオンの存在自体を疑問視する論調はありません。
議論の的になっているのは、「マイナスイオンの効果」なんです。
マイナスイオンの効果を疑問視する人もいる
マイナスイオンで疑問視されているのは、「マイナスイオンがあるからこんな効果がある」とか「こんないいことがあるよ」という部分。
例えばドライヤーであれば、「風と一緒にマイナスイオンが放出され、空気中の水分と結びつくから髪がしっとりします」と説明してあったり。
空気清浄機であれば、「空気のビタミンと呼ばれるマイナスイオンを放出し、緑豊かな森のような空気でお部屋を満たします」とアピールしてあったり。
このようなマイナスイオンの効果については、「科学的根拠がない」と言われることもある部分です。
ここまでの話の流れだと、「じゃぁ、マイナスイオンのドライヤーが髪にいいのも嘘なの?」という疑問が生まれますよね。
私はこれまでに、安いものから高価なものまで10種類以上のドライヤーを使ってきました。その上で感じるのは
「マイナスイオンは効果が嘘」とは言い切れない。
むしろ、マイナスイオンの放出量が多ければ、しっとり感は増す…!そう感じています。
次の章で詳しくお伝えします。
ドライヤーのマイナスイオンは意味ない?
ドライヤーのマイナスイオンは意味ないのか?
たくさんのドライヤーを使ってきた私が出した答えは、「意味ある」です。
10種類以上のドライヤーを使ってきた私の体感では、マイナスイオンの役割は大きいと思ってます。
理由は単純で
マイナスイオンの機能が充実しているドライヤーの方が、髪がきれいになるから!
最近のドライヤーはマイナスイオンの機能がついているのがもう当たり前ですが、放出量などの違いがあります。
同じマイナスイオンでも、機能が充実しているドライヤーの方が、髪がきれいになるのを実感していますよ◎
逆に、旅行に行っていつもと違う安めのドライヤーを使うと「うわぁボサボサになったぁ」と泣きたくなります^^;
次の章では、ドライヤー選びはマイナスイオンの放出量や質が大事というお話をしますね。
ドライヤーのイオンは放出量や質が大事!
ドライヤーのイオン機能は、放出量や質を見ていきましょう。
また、マイナスイオンと遠赤外線の機能の両方がついていると、速乾力が高まり熱ダメージを軽減できます。
マイナスイオンは放出量をチェック
ひとくくりにマイナスイオンといっても、メーカーや商品によってその放出量は違っています。
マイナスイオンは空気中の水分と結びつくと言われているので、髪のためには多い方がより良いのです。
マイナスイオンの放出量が公開されているものもあるので、1つの目安にするといいですね。
マイナスイオンの放出量が公開されているドライヤーの一例
- テスコム「ノビーNB4000」
:約100万個/㎤ - カドレ「cadre hair dryer 」
:2000万個/㎤
マイナスイオンの放出量が公開されていないドライヤーの場合は
- 遠赤外線の機能があるか?
- マイナスイオンが進化したイオン機能があるか?
といったところを見ていきましょう。
遠赤外線の機能があるかも要チェック
さらにチェックしたいのは、マイナスイオンだけでなく遠赤外線の機能がついているか?というところ。
遠赤外線は、髪の内側から作用してくれるので、乾燥時間がめちゃくちゃ早くなるんです。
乾燥時間が早くなるということは、髪が熱ダメージを受ける時間も少なくなるということ。
熱を当てている時間が短い方が、髪をきれいに保てるのはよく知られていることですね。
髪を守る意味でも、マイナスイオンと遠赤外線の組み合わせはおすすめです。
マイナスイオンを超えたイオン機能がついているドライヤーも
また最近の高級ドライヤーは、マイナスイオンを超えたイオン機能がついているものが増えてきました。
例えば…
- ナノイー(パナソニック ナノケア
) - ハイドロイオン(リファ
) - プラズマクラスターイオン(シャープ
)
などなど。
有名なパナソニックの「ナノイー」の場合、マイナスイオンよりも約1000倍の水分が保たれていると解説してあります(公式HP)。
また、リファのハイドロイオンは水とイオンが融合したもので、髪の水分量を高めてキューティクルを修復する機能を持っています。
このように、メーカーによってさまざまな開発がされているイオン機能。
そしてマイナスイオンを超えたイオン機能のついているドライヤーは、確かに乾かしたあとの手触りが違っています。
イオン機能や遠赤外線の機能がついたドライヤーのランキングはこちら
ドライヤーを買うならイオン機能は必須
髪をきれいにする科学的根拠はない…そんなことを言われるマイナスイオン。
それならどんなドライヤーだって同じような仕上がりになるはず。
でも、不思議なことにドライヤーごとに髪の仕上がりは違うんです。
たかがドライヤー、されどドライヤー。
やっぱり、ドライヤーを購入するさいはマイナスイオンなどのイオン機能にこだわってほしいなと思います。
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