このページでは、シャープのドレープフローの次の2機種について解説します。
- IB-WX1(旧型)
- IB-WX2(新型)
どちらを購入しようかと迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
使用した感想も嘘なく正直にまとめているので、気になる方はチェックしてみてください!
私はIB-WX2を実際に使ってみたのですが、すごく髪のまとまりが実感できましたよ。
*現在、さらに新型のIB-WX3が発売中です!
最新機種が気になるという方は、IB-WX3をチェックしてください!
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シャープのドライヤーIB-WX1とIB-WX2の違いを比較!
IB-WX1とIB-WX2の違いは、大きなところでは次の4つがあります。
- 風量
- アプリの機能
- 価格
- デザイン(カラー)
この4つについて、詳しく解説していきますね。
送風面積と風量の違い
IB-WX1とIB-WX2の違いで重要なのが、送風面積と風量。
新型のIB-WX2ではどちらも進化し、ドライ時間が約10%短縮できるようになりましたよ。
IB-WX2では送風面積がアップ
まずは、送風面積を比較してみましょう。
IB-WX1よりもIB-WX2の方が、風の出てくる部分が多くなりました。
同じように風を当てても、IB-WX2の方が髪に風があたっている面積が多くなるということですね。
IB-WX2では風量がアップ
次に風量の比較です。
風量は数字で公表されているので、一目瞭然です。
型番 | 風量(TURBO) |
---|---|
IB-WX1 | 約1.2㎥/分 |
IB-WX2 | 約1.3㎥/分 |
表のとおり、風量は 毎分約1.2㎥ →毎分約1.3㎥ とアップしました。
下の写真は、IB-WX2の風量が分かりやすいよう撮ったもの。
分かりやすいように、レプロナイザーで撮ったものと比べてみました。
ドレープフローの方がしっかりと髪がなびいて、風が強く当たっているのがわかりますね。
アプリの機能
IB-WX1とIB-WX2には、スマホにダウンロードしたアプリと連携できるという機能があります。
アプリを使えば、送風のモードなどをカスタマイズできてしまうんですね。
IB-WX1とIB-WX2で共通なのは、「マイループ」という、自分好みのオリジナル送風を作れるもの。
マイループでは、送風の温度や時間を、あらかじめ設定できるのです。
ドライをしながらMODEボタンの切り替えを行わなくても、最初からアプリモードを選択すればオリジナルの送風が行われますよ。
さらに、IB-WX2ではカスタマイズできる内容が増えました。
IBシリーズには5つのドライモードがありますが、これをさらにカスタマイズできるのです。
5つのモードとは
- HOT
- SENSING
- BEAUTY
- SCALP
- APP
のことです。
これは、モードボタンを押して切り替える必要があります。
使っているうちに、このモードは使うことはないだろう、このモードはよく使う、というものが出てくるかもしれませんね。
そういった場合に、
- 使わないモードは初めからスキップする
- モードの順番を入れ替える
ということができるのです。
何度もボタンを押してモードを切り替える必要がなくなり、効率的にドライを行えます。
価格
公式通販サイトではIB-WX2の価格は36,300円、IB-WX1は販売終了となっています。
では、実際に販売されている価格はどのくらいでしょうか?
通販サイトを詳しく調べてみましたよ。
IB-WX1の価格
Amazonで確認した価格(2022年5月現在)はこちら。
- IB-WX1(ピンク):22,043円
- IB-WX1(ホワイト):29,000円
IB-WX1は型落ち品なので、価格に大きく幅があります。
また、カラーはホワイトの方が人気なようで、在庫の多いピンクの方が安く、在庫の薄いホワイトは価格が高めになっていますね。
楽天市場を見てみてもこの傾向は同じです。
IB-WX1のピンクは25,000円前後、IB-WX1のホワイトは30,000円前後となっています。
IB-WX2の価格
楽天ビックで確認した価格(2022年5月現在)がこちら。
- IB-WX2(ピンク):33,000円
- IB-WX2(ホワイト):33,000円
IB-WX2はAmazonで取り扱いがないようなので、楽天ビック(楽天のビックカメラ)の価格を調べてみました。
楽天市場にはJoshinWeb、コジマ、ヤマダ電機といった大手も出店していますが、これらの店舗も価格は33,000円でした。
なので、IB-WX2に関しては、33,000円が一般的な価格だと考えておけばOKです。
IB-WX1とIB-WX2の価格についてまとめると…
IB-WX1とIB-WX2の価格は、カラーごとに考えると分かりやすいです。
人気色のホワイト
- IB-WX1:約29,000~30,000円程度
- IB-WX2:33,000円
WX1とWX2の価格差は3,000~4,000円程度。
この価格差なら、新型のIB-WX2を購入したほうがお得に感じますね。
2番手のピンク
- IB-WX1:約22,000~25,000円程度
- IB-WX2:33,000円
WX1とWX2の価格差は8,000円~11,000円になっています。
ピンクの場合は、新型と旧型でしっかり価格差があるので、より安い方がいい!という方は旧型のIB-WX1を選ぶとよさそうです。
IB-WX1:ホワイト
IB-WX1:ピンク
IB-WX2:ホワイト
IB-WX2:ピンク
デザイン
デザインでの違いは
- カラー
- 重量
この2つだけです。
カラーの違い
IB-WXとIB-WX2では、デザインの面で大きく変わった部分はありません。
一番分かりやすいのは、ピンクの色味です。
型番 | ホワイト系 | ピンク系 |
---|---|---|
IB-WX1 | シェルホワイト | シェルピンク |
IB-WX2 | ソルベホワイト | キャメルピンク |
ホワイト系はシェルホワイトの方がはっきりとした白、ソルベホワイトは落ち着いた白、という感じ。
ピンク系はシェルピンクはポップなピンク、キャメルピンクはベージュがかった落ち着いたピンク、という印象になっています。
価格の違いのところで詳しく書きましたが、特にIB-WX1はカラーによって価格が違ってくるので、しっかり検討したいところですね。
寸法、重さの違い
IB-WX1とWX2では、寸法に違いはなく、以下のとおりとなっています。
高さ233×幅88×奥行132mm(付属品除く)、電源コード約1.7m
ただ、重さは少しだけ違いがあります。
- IB-WX1:約610g
- IB-WX2:約590g
新型のIB-WX2の方が20gほど軽くなっていますね。
製品のサイズは全く変わらないのですが、軽量化に成功していることがわかります。
ただ、20gの違いなら手に持って比べてみてもほとんど分からないでしょう。
というのも、20gというのはそら豆4個分くらいにしかならないから。
重さについては、比較の対象にしなくても良さそうです。
IB-WX1とIB-WX2の違いを総まとめ!
改めて、IB-WX1とIB-WX2の違いをまとめておきますね。
比較項目 | IB-WX1 | IB-WX2 |
---|---|---|
発売日 | 2019年9月 | 2021年5月 |
送風面積 | ◯ | ◎ |
風量 | 約1.2㎥/分 | 約1.3㎥/分 |
モードの カスタマイズ | ◯ | ✕ |
価格 | ・ピンク:22,043円 ・ホワイト:29,000円 | 33,000円 |
カラー | ・シェルホワイト ・シェルピンク | ・ソルベホワイト ・キャメルピンク |
重さ | 約610g | 約590g |
くせ毛がまとまる!ドレープフローIB-WX2を使ってみた口コミ
ここからは、ドレープフローの新型であるIB-WX2を使ってみた口コミを紹介しますね。
私はくせ毛なんですが、
ドライヤーを変えるだけでこんなに仕上がりが違うの?!
と、感動しましたよ~~~
乾燥が気にならなくなる!
ドレープフローにはプラズマクラスターが搭載されています。
プラズマクラスターって、髪に関してはうるおいを保つ効果があるんですね。
でも・・・
「いやいや本当なの?」「怪しくない?」
って、思いません?
私は思ってました^^;
目に見えないものだから、余計にですよね。
でもね、使ってみたらわかります。
おぉ~これがプラズマクラスターの効果なのか!って。
確かにいつもより、しっとりしてるなって実感できましたね。
気のせいかな?と思って、サロニアのドライヤーと比べてみましたけど、やっぱりドレープフローの仕上がりとは違いました。
見てください、この違い!
自分でも写真撮ってみてびっくりです。
サロニアで乾かしたあとは、後頭部にはっきりとクセが出ていますね。
でも、ドレープフローで乾かした髪は、まっすぐ下に向かっています。
毛先のまとまりも全然違ってて、ドレープフローの方が髪の毛全体が内側を向いてくれてます!
*もちろん、シャンプーやトリートメントは同じものを使って検証しています
髪がまとまりやすくなる
髪が広がりやすい人は、ぜひドレープフローのBEAUTYモードを使ってみてほしい!です!
そもそも、髪が広がりやすい原因って知ってますか?
髪のウロコ(キューティクル)が閉じずに開いた状態になると、そこから外の水分が入りやすくなるんですね。
そのために、髪が広がってしまいます。
で、ウロコを引き締めるためには、ドライヤーで乾かすときに温風と冷風を交互に当てるのがすごく効果的なんですよ。
だけど、手動で温風と冷風を切り替えるのってまぁまぁ面倒くさいですよね。
良いと知ってはいても、温風でば~~と乾かしたあとに、仕上げで冷風を使うくらいになっちゃいます。
でも、ドレープフローだったら温風と冷風が交互に出る「BEAUTYモード」っていうのがあるんです。
これが本当によかった。
温風と冷風を交互に当てるだけで、こんなに髪の広がりが違うんだーって驚きましたね。
乾かすまでの時間はどのくらいかかる?
ドレープフローでは、どのモードを選ぶかによって乾くまでの時間が変わります。
セミロング、毛量多めの私の髪で実験したら、こんな結果になりました。
モード | ドライまでの時間 |
---|---|
HOT | 3分8秒 |
SENSING | 5分31秒 |
BEAUTY | 3分47秒 |
タイマーで時間を計って検証しましたよ↓
それぞれのモードで、乾かしてみた感想をお伝えしますね。
HOTモード
HOTモードは、とにかく乾くまでがあっという間!
だって3分で乾きますからね^^
手ぐしで乾かしていると、風を当てたそばからどんどん乾いていくのが実感できます。
それはもう、面白いくらいに。
SENSINGモード
熱ダメージを軽減してくれるというSENSINGモードでは、さすがに5分31秒かかりました^^;
私の体感では、SENSINGモードはほぼ冷風。
確かに髪の傷みは抑えてくれそうだけど、5分超えはさすがに長いと感じましたね。
ゆっくりできる日は、がんばってSENSINGモードで乾すかなぁ…という感じ。
BEAUTYモード
ツヤを引き出してくれるBEAUTYモードは3分47秒でした。
HOTモードよりは時間がかかるけど、冷風を混ぜながらこの時間で乾くのはすごいです。
だって、レプロナイザーで温風→冷風で乾かしたときは、4分12秒かかりましたからね。
ダイソンで中くらいの温度で乾かしたときは、4分19秒かかりましたし。
操作性はどう?
ドレープフローの評判を見ていると、「操作がしづらい」という感想がチラホラ見られます。
でもこういう口コミって、高級ドライヤーの感想では「あるある」なんです^^;
安めのドライヤーよりも機能が多くついているから、その分ボタンが増える。
ボタンがたくさんあったら、慣れるまでは「どれを押すんだっけ?」と迷う。
そのために、「操作がしづらい」という感想が生まれてしまうんですね。
だけど、迷うのは最初だけですよ。
1週間も使えば、迷ってたことも忘れるくらいに慣れちゃいます^^
IB-WX1:ホワイト
IB-WX1:ピンク
IB-WX2:ホワイト
IB-WX2:ピンク
シャープのドレープフローをおすすめできない人
シャープのドレープフローをおすすめできないのはこんな人です。
- 静音のドライヤーがいい人
- 軽量のドライヤーがいい人
- コンパクトにおさまるドライヤーがいい人
- 便利な機能よりも低価格なものがいい人
1つずつ、理由をお話しますね。
静音のドライヤーがいい人
ドレープフローはドライヤーの中でもトップクラスの風量です。
なので、どうしても音は大きくなります。
音の強さを測ってみたところ、ドレープフロー(IB-WX2)は75デシベルという結果でした。
静音のドライヤーは50~70デシベルと言われているので、ドライヤーの中でも音は大きめということになります。
ただ、ドレープフローの風音って、ドライヤーの中でも低い音だな、と感じたんですね。
ドライヤーって、キーーーンって耳にくる感じの音が多いじゃないですか。
ドレープフローはキンキンする音じゃなくて、ブォォォォォって感じ。
確かに音は大きいのだけど、耳に優しい音だなという印象です。
軽量のドライヤーがいい人
ドレープフローシリーズは、IB-WX1が610g、IB-WX2が590g。
1万円以下で購入できるようなプラスチック多めのドライヤーと比べると、重いです。
実際に手に持つと、「見た目より重いんだな」という印象を受けます。
ただ、他の高級ドライヤーと重さを比べてみると、軽い方に入ります。
ドライヤーの種類 | 重さ |
---|---|
レプロナイザー4D | 750g |
リファRE-AJ | 740g |
ダイソンHD03 | 697g |
Panasonicナノイー EN-NA0G | 595g |
SHARPドレープフローIB-WX2 | 590g |
ホリスティックキュアRp. | 460g |
絹女 | 363g |
高級ドライヤーの中では軽い方に入りますね。
で、実際に乾かしてみると分かるんですけど、重さの割には疲れないんですよ。
それは、ドライヤーとは思えないこの独特な形のおかげかと。
吹き出し口が短いから、腕をあまり伸ばさなくていいのが楽チンなんです。
ドライが終わるまで腕が疲れることはありませんよ。
コンパクトにおさまるドライヤーがいい人
ドレープフローの形って、コンパクトに見えますよね。
でも他のドライヤーに比べると、厚みがあるんです。
そして、折りたためるドライヤーに比べると、やっぱりかさばります。
私の場合、ドライヤーはかごに収納していて、サロニアのドライヤーだとこのようにすっぽり収まります。
だけど、ドレープフローを入れたらちょっと収まりが悪くて…^^;
これは予想してない事態でした。
どうやって収納するかを考えてから購入した方がよさそうです。
便利な機能よりも低価格なものがいい人
ドレープフローの価格をもう一度確認してみましょう。
型番 | 価格 |
---|---|
IB-WX1 | シェルピンク:22,043円 シェルホワイトホワイト:29,000円 |
IB-WX2 | キャメルピンク:33,000円 ソルベホワイト:33,000円 |
はい、決して安い買い物とはいえないですね。
これって
- アプリと連携できる
- さまざまなモードを搭載
といった機能もついているからだと分析します。
アプリとかモードとかにお金を払うのがもったいない、と考える人はもっとランクを下げてドライヤー選びをするといいかも。
例えば、ドレープフローと同じくプラズマクラスターを搭載しているドライヤーで、もっと安い価格のものはあります。
ただドレープフローを使ってみて感じたのは
- 強風なのに扱いやすい風
- 温風が熱すぎず、傷みにくそう
- 独特な形が、扱いやすい
- BEAUTYモードはくせ毛がすごくまとまる!
ということ。
これを実感したら、個人的にはやっぱ高くてもドレープフローがいいなぁって思っちゃいますね。
シャープのドレープフローをおすすめしたい人
シャープのドレープフローをおすすめしたいのは、こんな人です。
- 安物ドライヤーしか使ってこなかった人
- 髪にまとまりがほしい人
髪にこういった悩みがある人は、ドレープフローが本当におすすめです^^
1つずつ説明しますね。
安物ドライヤーしか使ってこなかった人
今まで安物ドライヤーしか使ってこなかった。
でも
- 髪のために高級ドライヤーを使いたい
- くせ毛がちょっとでも改善するといいな
と考えている人。
そんな人には、シャープのドレープフローは「絶妙にちょうどいいドライヤー」です!
なぜかといえば、まずメリットが多いから。
- 大手メーカーの商品だから安心
- 扱いやすい
- くせ毛の髪でもまとまりやすい
難点といえば、
製品に厚みがあるから収納場所を変えなきゃいけないかも?
ということくらい。
そして、価格もちょうどいいんです。
製品 | 価格 |
---|---|
レプロナイザー4D | 57,200円 |
ダイソンHD08 | 45,760円 |
リファRE-AJ | 39,600円 |
SHARPドレープフローIB-WX2 | 36,300円 |
Panasonicナノイー EH-NA0G | 29,700円 |
絹女 | 26,400円 |
高級ドライヤーの中では、中間の価格となっています。
「絶対にこのドライヤーがいい!」という惚れ込む商品が見つからないのだったら、中間の価格であるドレープフローを選ぶのもありだと思います。
ドレープフローは、購入したことを後悔するドライヤーではないので、その点はご安心を^^
髪にまとまりがほしい人
私がドレープフローを使ってみて、一番感動したのが髪のまとまりだったんですよ。
乾燥しやすくて、髪がボワ~ンと広がってしまう人には本当におすすめです。
毛先がバラバラしてなくて、ちゃんとまとまっている感じ、分かりますか?
ちなみに、次の日の朝起きて鏡を見てみたら
「やっぱりいつもと違う~!まとまってる~!」
って、すごくテンションあがりましたよ。
IB-WX1:ホワイト
IB-WX1:ピンク
IB-WX2:ホワイト
IB-WX2:ピンク
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