数千円から数万円のものまで、さまざまな価格設定のものがあるドライヤー。
一体どれを買ったらいいの?と迷ってしまいますね。
そこでこのページでは、ドライヤーを選ぶ際に気になる次の2点について、詳しく解説しています!
- 買ってはいけないドライヤーの特徴
- 高級ドライヤーは意味ないのか?
たかがドライヤー、されどドライヤー。
自分の髪質に合ったものを使うと、全く仕上がりが変わるので、ぜひチェックしてくださいね。
>>くせ毛の私が全部試した!高級ドライヤーのランキングはこちら
買ってはいけないドライヤーの特徴とは?
買ってはいけないドライヤーの特徴は、ずばり次の4つ。
- 温風の温度が高い
- 風量が弱い
- マイナスイオンの放出量が少ない
- 価格が安すぎる
1つずつ、詳しく説明していきますね。
温風の温度が高すぎる
シャンプー後の濡れた髪は、60~70℃以上になるとダメージが始まると言われています。
そのため、温風の温度が高すぎるものはよくありません。
一方で、市販されているドライヤーの温度の平均は、100~120℃。
これは吹き出し口の温度なので、髪に届くときにはもう少し低い温度にはなります。
それでも、理想の温度とは隔たりがある、ということですね。
1つ目安にしたいのは、100℃を超えないこと。
100℃であれば、以下の2つに気をつけてドライヤーを使えば、あまりダメージを受けなくてすみます。
- ドライヤーを髪からしっかり離す
- 振りながら乾かして、髪の温度が上昇しないようにする
どうしても適当に乾かしてしまうとか、とにかくダメージを受けたくない、という方は低温のドライヤーを選ぶのがおすすめです。
特に猫っ毛の方は、熱のダメージを受けやすいので、温度に気をつけてください!
通販で買う場合は、商品のスペック欄に温度が書いてあるものが多いですから、購入前に確認してくださいね。
風量が弱い
風量が弱いドライヤーは、乾くのに時間がかかります。
すると髪に熱風を当てている時間が長くなり、ダメージの原因になってしまうことも。
また、風量の弱いドライヤーは、早く乾かせるように温度設定を高くしてあることも多いです。
温度が高いドライヤーが良くないのは、前述したとおり。
安いドライヤーほど風量が弱まっていく傾向にあります。
風量については、公表しているメーカーとしていないメーカーがありますが、購入前にチェックしてみましょう。
1.3㎥/分以上のものを選ぶのがおすすめです。
マイナスイオンの放出量が少ない
今はほとんどのドライヤーにマイナスイオンの機能がついています。
ただ、マイナスイオンで大事なのは「放出量」です。
マイナスイオンの量がどのくらい出ているか、というところですね。
これはやはり、高いものほど多く、安いものほど少なくなる傾向があります。
マイナスイオンには科学的根拠がない、と言われたりはしますが
私の体感では、「マイナスイオンがたくさん出るよ!」というドライヤーの方が髪がしっとりしますよ。
マイナスイオンの放出量も、メーカーによっては数値で明確に公表されているので、参考にするといいですね。
安すぎる
5,000円以下のドライヤーは、一度「なぜこんなに安いのだろう?」と考えてみましょう。
やっぱり、価格は1つの目安になります。
- 温度が高い
- 風量が弱い
- マイナスイオンの放出量が少ない
どれかに当てはまっているかも・・・。
もちろん、安いから低品質というわけではありません。
逆に、高いなら何でもOKというわけでもありません。
ドライヤーは、それぞれに特徴があって得意なことも違います。
髪質も人それぞれですよね。
一番たいせつなのは、自分の髪質に合ったドライヤーを選ぶことです。
高級ドライヤーは意味ない?いや、ちゃんと意味はある!
3万円、4万円以上する高級ドライヤー。
「髪を乾かすだけの家電にこんなにお金を払う意味ないのでは?」と思ってしまうかもしれませんね。
でも、たくさんの高級ドライヤーを使ってきた私は、自信を持ってお伝えします。
高級ドライヤーは、ちゃんと意味あるよ!! と。
ここから、高級ドライヤーのメリットをお伝えしますね。
髪がきれいになる
高級ドライヤーはもはや、髪を乾かす道具ではないです!
美容器具の1つだと捉えた方がいいですよ。
高級ドライヤーを使うと、そのくらい「ドライヤー」というものの概念が変わるんです。
だって、すごく髪が変わるから。
本当に、どうしてもっと早く使わなかったんだろう?というくらい、髪がきれいになります。
たかがドライヤー、されどドライヤーなんです。
毎日使うものだから、積み重なったときの差は大きいですよ。
髪が傷みにくい
- 保湿機能がしっかりしている
- 高温すぎない
- 風の力で乾かせる
この3点がそろっているので、高級ドライヤーを使うと髪が傷みにくくなります。
高級ドライヤーは、低価格のものと比べてマイナスイオンの出る量が多いので、保湿効果が高いんです。
また、熱の力ではなく風の力で乾かすことができます。
濡れた髪は60℃以上の熱でダメージを受けると言われていますから、ドライヤーの温風の温度はすごく大事。
髪の温度が60℃以上にならないよう、風の温度を自動調節してくれるドライヤーもありますよ。
乾くのが早い
高級ドライヤーは風量が強いものがほとんど。
だから、低価格のドライヤーに比べると、かなり乾くのが早いですよ。
古いドライヤーとか、数千円の安いドライヤーしか使ったことがないなら、その違いに驚くはず。
また、風の力をうまく利用すれば、クセが伸びやすくなります。
ただ1つ注意したいのが、風量は強ければ強いほどいいというわけではないこと。
風量が強すぎると風の扱いが難しくて、まとまりのない仕上がりになってしまいます。
例えば、風量が強いことで有名なダイソンは、くせ毛の私には合いませんでした…。
高級ドライヤーが必要ないのはこんな人
ここまで、高級ドライヤーにちゃんと意味はあるよ、メリットもたくさんあるよ、とお伝えしてきました。
けれど、次のような条件の髪質なら、高級ドライヤーでなくてもいいかもしれません。
- パーマやカラーをしておらず、地髪である
- 直毛である
- 傷みにくい髪質である
こういった髪質の方は、数万円もするドライヤーでなくても十分。
10,000円前後のドライヤーでも髪をきれいに保つことができるでしょう。
とはいえ、5,000円もしないような低価格すぎるドライヤーは避けてくださいね。
高級ドライヤーが必要なのはこんな人
ぜひ高級ドライヤーを使ってほしい!というのはこんな人です。
- 傷みやすい髪質の人
- 毎日ヘアアイロンを使っている人
- くせ毛の人
- カラー、パーマをしている人
- 頭皮ケアをしたい人
詳しく説明していきますね。
髪に傷みがある
- 髪がパサつきやすい
- 絡まりが出やすい
- 枝毛がある
ダメージになるようなことは特にしていないのに、髪が傷みやすい…。
そんな方は、高級ドライヤーを使うのがおすすめです。
紫外線や空気の乾燥、枕との摩擦(まさつ)など、日常生活で髪がダメージを受けるシーンは多いのです。
毎日使うドライヤーで髪のケアをして、ダメージを蓄積しないようにしましょう。
毎日ヘアアイロンを使っている
ヘアアイロンを毎日使うという方も、高級ドライヤーを使った方がいいです。
温度の高いヘアアイロンを毎日使うということは、髪へのダメージを蓄積させていっているようなもの。
シャンプーやトリートメントだけじゃなく、ドライヤーもヘアケアできるものに変え、ダメージが最小限になるようにしましょう。
くせ毛である
くせ毛は、直毛よりも傷みやすいです。
その理由は、くせ毛が髪の水分が保たれにくい構造をしているから。
ちゃんとケアをしていても、パサついてしまうのは、もともと傷みやすいからなんです。
傷みやすいならば、傷みの出にくいドライヤーを使った方がいいに決まってますよね。
クセをしっかり伸ばしてくれるものも多いから、くせ毛で悩んでいるなら高級ドライヤー一択、だと私は思います。
>>くせ毛である私がたくさんの高級ドライヤーを使い、ランキングでまとめているページはこちら
カラー、パーマをしている
カラーやパーマをしている方も、高級ドライヤーを使いましょう。
地毛よりは傷みやすい状態になっていますから、ドライヤーでもケアしていくのが大事です。
ずっとカラーを続けていきたい、髪でおしゃれを楽しみたいという方なら、「傷みが出て好きな髪型にできない…」という事態は避けたいですよね。
私は半年ほど毛先をブリーチしていますが、枝毛や切れ毛が出たことはないです。
それは高級ドライヤーを使っているからだと感じてます^^
頭皮ケアをしたい
ドライヤーの熱って、髪だけじゃなく頭皮へのダメージも気になりますよね。
高級ドライヤーには、頭皮ケアができる「SCALPモード」が搭載されているドライヤーも多くあります。
特に頭皮が気になるという方は、頭皮ケアと髪のケア、両方ができるドライヤーを選ぶといいですよ。
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